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カタカナコトバハムズカシイ(その1)

もう40年以上前、マーケティングのゼミ生としてやたら関連する文献を読んで(読まされて)いましたが、社会人になって使われる「マーケティング」とのギャップに大きく戸惑いました。

「まぁ、そんないい加減にマーケティングと言う言葉が使えるよな」と思うことがいっぱい。

さりとて、「そもそもマーケティングとは、、、」なんてやると相手の瞳孔が開いてしまう(?)ので控えましたが、そういう人ほど胡散臭いと思ってしまうようになりました。

よく考えると、それ以外にもマネジメントとかブランドなんかも分かったような分からないような言葉ですね。

私がブランドに興味を持ったのは、社会人になった時のそんな違和感から始まりました。

逃げるような表現になってしまうかもしれませんが、私たちが一言で言い表せない概念にカタカナを当てはめているのではないでしょうか。

(つづく)